MLMは「ネットワークビジネス」「ネットワークマーケティング」「コミュニケーションビジネス」「連鎖販売取引」「組織販売ビジネス」「リレーションビジネス」など、様々な呼び方がある。 MLMの最大の特徴は、消費者自身が販売システムに参加できる事。 アメリカでは主流なビジネスモデルの様だが、日本では法律で禁止されているねずみ講やマルチまがい商法と取られやすい。 最近、立て続けにこのMLMを使った商材の勧誘があり社会勉強のために参加してみた。
まず一つは、I・TEC INTERNATIONAL株式会社(アイ・テック) もう一つは、Vyvo Japan 株式会社(ビーボジャパン)
I・TEC インターナショナル
こちらは、個人が無店舗のフランチャイズ加盟店として、約35万円程の化粧品や水素関連商品、サプリメントなどを購入することで加盟店となる。
加盟店を継続するには、毎月10,000ポイントの仕入れが必要であり、金額にすると12,000円~20,000円程。いわゆるランニングコストだ。
その他、勉強会やら全国大会などがあり、都度会場費や交通費が発生する。
昨年末現在のFC加盟店は4万店舗程度、1,000名当たり1店舗で13万店舗まで増やすと明言している。
当然、下を増やせばその分の報酬が入ってくる仕組みだが、なかなか増えないし、強引な勧誘は知人を失いかねない。
現に、既に煙たがられている知人もいる。
た、AIメディカルクリニックというものを銀座に開設し、会員にゴールドカードというのを期間限定で5万円で売り、優先的に治療が受けれるとのこと。
また、2020年から 80年代の人気歌手をCMに起用するとのことだったが、大嘘も甚だしい。
偽物や他社製品を自社製品と偽って売らせて一人金儲けしているのだからタチが悪い。
この会社に限ったことではないが、オーナー「山口孝榮」の過去が怪しすぎる。
ITEC(アイ・テック)山口孝榮はいくつものマルチ商法会社を作っては計画倒産させた実績があるようだ。また、ITECで販売している培養液施設が厚労省の認可取り消されたと書いてある。
https://piyohozonyou.fc2.net/blog-entry-6.html
この会社で毎日のように全国各地で開催している、生意気そうな若い講師による事業説明会に行くと、必ず出てくるのがいくつかの有名国立大学の名前と研究者、また、isp細胞の山中教授の名前、あとは、トヨタの空飛ぶ車を自社開発するかのように説明するが、公式発表は皆無である。
ITECはホームページでトンチンカンなことを書いています。
当社では共同研究や寄付をしているといった事実は一切なく・・・
アイ・テックの公認講師が宣伝しているのにそれはないでしょう!と思った。
また、事業説明会はどの講師も同じような説明をするのでマニュアルがあるのだろう。
決まって出てくるのが、上記の山中教授と高須クリニック。
高須クリニックでは5千円のマトリックスエキスと同等のものが29万円です!というもの。
それから、幹細胞系培養液は角質を通り越して中まで浸透すると教えられるが本当なのか?
皮膚科の医師は「幹細胞コスメで肌が若返ったり再生したりすることはないです」と。
その他、マルチ商法ではないと説明を受けるが、クーリングオフの期間が20日間なので、ネットワークビジネスやマルチ商法の括りに該当する。
あと、信じられないのが、山口オーナーと一緒にFCコンベンション大会に出てくる禿げツル頭のオヤジ(大隅)がマルチ商法の説明をするのだが、何でお前は禿げているのか?を聞きたい。この会社で売りにしている毛生え薬は効かないのか?
https://itec-ltd.jp/item/#hair-care
事件性が出てきた場合、在庫品をこの会社に買い取ってもらおうと思う。
幸い、勉強会やコンベンションの時の動画をいただいたので手元にある。
最も、リンク先のように計画倒産をされたら困るが。。。
関連会社の株式会社MiZの商品購入申し込み書の書式がITECのものと酷似しているのには笑ってしまう。
再生科学研究所の化粧品もITECとそっくりです。
山口オーナーは複数の会社や工場を持つ、優れたビジネスマンです。
と説明されても、どの会社とどの工場という説明は一切ない。
検索してもSEO(検索エンジン対策)をして悲観的なサイトやブログは後ろに追いやっていますが、これにかかる費用は月額ウン百万~ウン千万円でしょう。
アイテックはジュディオング 氏と台湾進出すると言っていましたが、ジュディオング 事務所からお知らせが出ています。 https://judyongg.com/archives/4100
その他の怪しい証拠の数々・・・
- マトリックスエキス広告の嘘
- アイテックのグループLINEで回ってくる写真は他人の物を無断使用
- 加盟店向けの資料も他社の写真を盗用
- 怪しい講師陣
- 山口オーナーが計画倒産させたと言われる会社
- さとちんのブログ
- Piyoのブログ
- アイ・テックインターナショナルの真実
アイ・テックインターナショナルのグループLINEで流れてきた画像
どれも胡散臭いものばかりで、他のサイトからコピーしてきたものとのこと。
私は完全に被害にあったと思っています。
新宿の AIメディカルクリニックの会員権5万円を含め5〜60万円はつぎ込んだと思う。グループLINE上の書き込みや、セミナーの録画データもあるので、この会社を訴える人達がいれば被害者の会として一緒にやりたいと思っています。
案の定行政処分が来た!
Vyvo Japan 株式会社
この会社は外資系の会社で、昨年9月23日に日本法人を設立した会社で、ウェアラブルウォッチの販売をメインにしている。
こちらは代理店販売で、1,215ドルの商品(時計4つと体重計と4か月分の月会費)を購入する必要がある。(1月12日の申込までは同額のストックオプションが付いてくる。)
今年ナスダック市場に株式の公開が決定したようだ。
そのストックオプションに惹かれて参加してみた。
6月ごろに株式の分配があるようだ。
知人にウェアラブルウォッチを着けてもらい、日々メディカルデータがGPSを通してシリコンバレーの本社に送信され、その報酬としてvyvoトークンという仮想通貨で毎日報酬が支払われる。
この仮想通貨はODEE取引所に上場されているので換金も可能。
維持費は、ビジネスにする場合と、利用者に徹する場合とで異なるが、ITECのようにビジネスとして広げていく場合は月に100ドルが必要とり、登録しているクレジットカードからの自動決済となる。
また、オプションで、メディカルデータを基に自分に不足している栄養素でオリジナルサプリを送ってもらうことも可能だ。
コロナウイルスのお陰で時計がなかなか届かなかったがようやく届いた。
これかなりの優れもの。
着けているだけで毎日お金が入ってくるのは事実でした。
現状では、ITECと比べたらこちらの方がビジネスしやすいと感じている次第です。
これから換金テストをしてみようと思います。
現役医師によるVyvoスマートウォッチのレヴューがありました。
ITECは、講師による説明で、どこどこ大学医学部と共同研究云々と発表するだけで、医師は出てきませんので真逆ですね(笑)