オラが町のブログ

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恐るべし人工甘味料(FB運営側から消される前にシェア)

現代企業と科学の素顔を事例で知る

2014年1月11日 16:50

2014.01.11執筆記事
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*現代企業と科学の素顔を事例で知る
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現代企業の実情と、それを裏付けている科学(調査・研究含)のいいかげんさは、ひとつの製品の歴史の事実を眺めるだけでも浮かび上がってきます。
ひとつの事例として、現代科学が生み出した最悪な毒物のひとつ「人工甘味料」の代表格である「アスパルテーム」を取り上げます。

▼「アスパルテーム」の歴史

1965年:サール社(化学者、ジェームズ・シュラッター氏)が潰瘍薬をテストしている際に、偶然発見された、とされる。

1969年:アスパルテームの投与研究(ハリー・ワイズマン博士
 ▽霊長類(子猿)への投与、7匹中、1匹:死亡、5匹:大発作

1970年:アスパルテームの安全性に関する研究(ジョン・オルニー博士)
 ▽実験用マウスの脳に穴が形成

1971年:ハリー・ワイズマン博士、自動車事故で死亡
 ▽その後は、アン・レイノルズ研究者に引き続き研究依頼
 ▽アン・レイノルズ研究者は、神経毒性や発作の可能性は評価せず

1973年:サール社、アスパルテーム食品添加物認可をFDAに申請
 ▽過去の研究結果は届け出ず
 ▽ FDA =連邦食品医薬品局:日本で言えば厚生労働省

1974年:アスパルテームを乾燥食品にのみ限定して認可(FDA

1975年:アスパルテームの安全性懸念の特別チーム編成(FDA
 ▽実験動物の大半に大きな腫瘍が発生していたことが露見
 ▽サール社の誠実性及びアスパルテームの潜在的な毒性を正確に
  特定するサール社の能力に深刻な欠陥有りとの指摘
 ▽サール社の研究は、科学的誠実性を損なうものと指摘
 ▽1974年の乾燥食品にのみ限定した認可を保留

1976年:サール社とアスパルテームに対する聴聞会(上院小委員会)
 ▽信じ難いほどの広範な不正があったことが露見
 ▽実験動物に子宮腫瘍発生の事実が露見
 ▽投与量が多くなるほど、子宮腫瘍の発生率も上昇
 ▽脳腫瘍発生の事実も露見

 ▽担当検事→この事件を降り、サール社を弁護する会社に転職
  その後、この担当検事は「連邦政府職員」を経て「運輸長官」

 ▽次の担当検事→前任者同様に転職

 ▽1977年、聴聞会の起訴出訴期限切れ

1978年:アスパルテームに関する研究証明(イリノイ大学)
 ▽実験動物の雄雌両方に生殖機能不全
 ▽実験動物の下垂体、甲状腺、卵巣、精巣を含む内分泌障害
 ▽実験動物の体重増加、運動機能の低下

1978年:アスパルテームに関する研究証明(米国科学アカデミー)
 ▽胎児への影響(IQ低下、発育異常)

1979年以降も危険性を示す調査結果多数。(いずれも米国)
 ▽胎児性アルコール症候群との関係性を示す調査
 ▽先天性欠損症の発症率との関係性を示す調査
 ▽子宮に腫瘍ができる関係性を示す調査


1979年:サール社が「ドナルド・ラムズフェルド氏」を最高経営責任者

1980年:味の素社、サール社のもつ「アスパルテームの製造方法等に関する特許(=基本特許[≒利用発明特許])」のライセンス供与を受ける契約締結

1981年:サール社、アスパルテーム食品添加物認可をFDAに再申請
 ▽同年、乾燥食品使用、卓上砂糖代替食品として認可

1982年:味の素社が大量製造法の特許を取得。

1983年:アスパルテームの大幅な使用認可
 ▽炭酸飲料、シロップベースでの使用認可

 ▽FDAの使用認可に関わった関係者は、その後、それぞれが栄転し、
  名誉ある肩書きと高額報酬を得る立場に就任

1984年:子ども向け薬剤へのアスパルテーム使用認可
 ▽チュアブル錠、マルチビタミン剤等

1989年:世界各国 2,000以上の製品にアスパルテームが拡大

1984年までに、米国だけで 700万ポンド(約 3,175トン)が市場で消費され、売上高も6億ドルを記録。1985年には、1,600万ポンド(約 7,257トン)、売上高は10億ドルを優に超えるまでになり、その後は、果てしなく投与の拡大が続いています。


▼事実から何を読み解くか

前項では、アスパルテームの歴史のうち、大切なポイントを占める事実について時系列で整理しました。現在では、世界120カ国を越える国で認可され、使用されている品目は1万品目を優に超えます。アスパルテームを含む人工甘味料は、もはや加工食品で入っていない製品を探すのが困難なほどです。

そして、前述の歴史の中にも記載されているとおりの健康被害が現れますが、中でも特徴的なのは脳の神経細胞(ニューロン)を破壊するという事実です。これは、「グルタミン酸ナトリウム」とも共通した効果で、即ち、「考える力を着実に奪っていく」ということです。

ひとつの製品が社会に普及するまでの歴史は、大半が似たような過程を経ることが多いものです。歴史を俯瞰して観ると、まず、研究・開発段階で行われる、「研究」の段階で、不都合な事実は伏せられ、都合が良い事実だけが取り上げられてきていることが明らかです。不都合な研究成果を得てしてしまうと、命を堕とすこともあるほどです。

ウソを信じたい方々や、ウソを広めたい方々が、口々に呪文のように唱える「論拠」とは、こうした「力の論理」だけで作られた学術調査や論文発表などに基づくもので、それ自体が事実では無いことの方が圧倒的に多いのです。

また、問題が起きたとき、聴聞会などで取り上げられ訴追されても、人類最大の麻薬である「カネ」の力で情況を見事に変化させてしまいます。そして、最大難関についても、政治的な大物の力を借りることで突破しています。それが、どれほどの健康被害をもらたすモノであっても、そのことが問題になることはありません。

さらに、諸外国との連携についても、すべてがシナリオが設けられ進められていることに気付くはずです。ここではこの国のある企業の例を歴史上の事実として掲載していますが、使用認可が下りていない情況で、「本来あり得ないはずの契約行為」が行われているのです。

これが現代社会の「ひとのなせるわざ」です。
このように、ひとつの商品の歴史を辿るだけでも読み取れることはたくさんあるのです。

 

 

尚、サール社は、生物兵器などの研究をしていたこともわかっている企業ですが、2003年に「ファイザー」に買収されています。医療業界の実情は、このことからも窺い知ることができます。

また、「アスパルテームの製造方法等に関する特許」はサール社がベースで、味の素社はライセンス供与を受けています。即ち、「アスパルテーム」が売れれば売れるほど、味の素社は、ライセンス料をサール社(現在はファイザー)に支払っているのです。

特許の根底部分をしっかり押さえることも彼らの常套手段です。元の権利を手放すことはありません。


▼「枝葉」より「根」を知る

アスパルテームがどのようなものか、などという「枝葉」の話に時間をかける必要はありません、アスパルテームを含め、すべての人工甘味料は「毒」です。この一言で終了です。改良種が出てきても、新商品が出てきても、「根」は変わりません。枝葉が理解出来れば、判断はわずか1秒で済みます。

肝心なのは「根」を知ることです。
現代社会では、「枝葉は見えやすいもの」です。「枝葉」は既得権者から与えられます。そして、注目させておく「飾り」としても使われます。「根は見えにくいもの」です。既得権者には都合が悪いので、与えられることはありません。そして注目させたくないものなので、より見えにくいところへ置かれるようになります。

そして、完全に都合が悪いモノを排除できるのが、特定秘密保護法を中心とする「伝えないための法律」です。現在、様々な法案が次々と通過している今の日本は「大企業に都合が良い法整備」が進んでいるのであって、「国民のための法整備ではない」ことにも気付く必要があります。

私たちは「枝葉」に時間をかけている余裕が無くなってきています。一刻も早く、ひとつでも多く、「根」を知ることが大切です。


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